日々 雑感 特別養護老人ホームたんぽぽ苑介護職員 井戸

特別養護老人ホームたんぽぽ苑介護職員 井戸

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今年は 雨が多くて、10月になっても 雨続き。紅葉黄葉も ぼんやりした色です。
いつから 晩秋と呼んでいいのか、まだ色づいていない楓もあったりします。

でも ネットの友人から「雪降ったよ。」とか、「雪虫 飛んでた。」と 便りがきていますから晩秋なのでしょう。

 

同じ道を通勤しているので(当たり前ですが)季節の移ろいを 毎日見られることは楽しいです。

 

今年は 去年に比べると、花が少なかったように思います。

去年、真っ白に咲いて車の中からでもわかる位に香っていた野ばらも とても少なかった。当然、実も少なくて。かと思うと、去年はそれほど咲いていなかった花が今年は びっくりするほど咲いていたりもしました。

 

ノイバラの実と言えば、去年 たくさんたくさん採って飾っていたのですが、春から家に出るネズミ(家のは とても小さい種類)に残らず食べられてしまいました。食べ物はしまうようにはしていましたが、それでも時々出しっぱなしにしてしまっていても、そちらは食べず、ノイバラばかり減っていってました。同じところに毒がある実も飾っていましたが それは食べず。「知ってるんだなあ。」と感心しました。

食品に手を出さなかったのは、今 住んでる家が10年空き家だったところなので、食べられると知らないのでは?などと思ったりして。ネズミを捕るゴキブリホイホイのような物をくれる人もいましたが、ネズミ算という位殖えるものを ちっとばかし捕っても仕方あるまい、と 放置していましたが、ある晩、カサカサと言う物音に目が覚めて 押入れを見たら、大切な山道具のヘルメットの中を巣にしようと努力した痕跡が見られ、これはもう放置出来ないと、ネズミが嫌うハッカをスプレーしました。

その後、3日ほど留守にしたとき、ジャガイモをかじられまして、いまはネズミの見張り番という市販の忌避剤を置いています。やっぱりハッカが入ったもので効果抜群のようです。
カメムシが今年、うちに関しては非常に少なく、やっぱりハッカの効果かと思っています。

山で暮らしたくて、雪があまり降らない土地から、豪雪地帯と呼ばれる山之村地区に来て二回目の冬です。支離滅裂な文になってしまいましたが、山暮らしを楽しんでいます。

この夏は 子供達孫達、一人は仕事で来られませんでしたが、一族揃って楽しい時間を過せました。山暮らしを応援してくれている子供達に感謝しています。

 

 

 

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職員からのメッセージとして、リレー形式で職員のエッセイを綴っています。これまでの職員からのメッセージはコチラ →
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