新施設長あいさつ 特別養護老人ホームたんぽぽ苑 施設長 清水敏幸

特別養護老人ホームたんぽぽ苑 施設長 清水敏幸

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このたび谷口施設長のあとをうけ、4月1日付けで施設長を拝命いたしました。若輩者で、経験も乏しい私ですが、長年現場で培った経験を活かし、業務に取り組む所存であります。

たんぽぽ苑は、昨年法人設立25周年を迎えることができました。その間、特別養護老人ホームを中心に、デイサービス、ショートステイ、ホームヘルプサービス、居宅介護支援(ケアマネジャー)等を運営し、地域の皆様に各種サービスを提供してまいりました。これもひとえに、地域住民の皆様の温かいお励ましや、ご理解があってのことと感謝しております。

さて、我が国の高齢福祉については、2025年問題が目前に迫り課題山積の中、平成30年4月介護保険法の改正があり、介護報酬が見直されました。飛騨市では第7期介護保険計画が策定され、これに向けて各種施策が実施されていきます。

たんぽぽ苑では、第6期介護保険計画の中で特養のベッド数を78床に増床し利用者の皆様のご要望に応えるべく努力してまいりましたが、未だフル稼働するには至っておりません。これは78床を稼働させるための人員が不足しているためであります。人材の不足は介護現場のみにあらず、全業種的に慢性的な人材不足に悩まされている状況があります。しかし、そのような状況の中でも、数多くの方に入所をお待ちいただいている現状を鑑み、できるだけ早いうちに78床を稼働させていくことが喫緊の課題です。

また、平成18年度介護保険法改正から取り組まれている、地域包括ケアシステムについては、まだまだ一般に浸透しているとはいいがたい状況にあります。地域における中核施設としての機能を果たし、各種医療機関や福祉施設、行政との連携により、地域住民の皆様に気持ちよくサービスが提供できるよう努めてまいります。

たんぽぽ苑が目指すところは、入居者や利用者の皆様に喜んでいただき、地域の皆様に愛される施設であることです。そのためには、施設で働く職員が、元気で明るく生き生きと業務に取り組むことができる職場環境が不可欠です。幸いたんぽぽ苑ではこれまで培った人と人の和があります。職員みんなが一つとなり、皆様のお役に立てる喜びを分かち合い、楽しく明るい施設運営を目指してまいります。

 

 

さて、ここからは、いわゆる職員によるブログです。

たんぽぽ苑には最近仲間に加わった職員も多くいるので、「清水ってどんな人?」と思う職員もいるのではないかと・・・
以下は、私の自己紹介です。どうでもいい人は読み飛ばしてください。

【プロフィールは?】
昭和37年生まれの55歳です(もうすぐ56歳なのだ)
神岡町吉田に住んでます。
家族構成は、妻、子供2人(家にはいない)、父母

【たんぽぽ苑に入るまで】
三井金属鉱業㈱神岡鉱業所、いわゆる「鉱山」が社会人のスタートです。その後㈱ユアソフトに移行しSE(システムエンジニア)をやってました。東京や名古屋をはじめ、全国各地を飛び回っていました。
35歳で転身。たんぽぽ苑にご厄介になりました。華麗(加齢)なる転身です。

 

【趣味は何?】
① 最近は、ランニングです。走り始めて8年くらい。フルマラソンも10回以上走ってます。昨年は100キロウルトラマラソンにも出場し完走しました。走るって気持ちいいですよ。「走らされる」のではなく、「走る」のが気持ちいいのです。

 

完走メダルもずいぶん増えました

 

Qちゃん、こと、高橋尚子さんと一緒に走りました!(長野マラソンにて)

 

② 登山。前回のブログにも書きました。最近はあまり山に行けてないので、そろそろ山に戻りたいなー思ってます。たんぽぽ苑には登山部もあるんですよね!

 

高山植物の女王「コマクサ」可憐です(蓮華岳にて)

 

③ 読書。あまり読書量としては多くないのですが、出かけるときに、カバンに本が入ってないと不安になる、若干「活字中毒者」です。

 

高村薫さんは、大好きな作家のひとりです

 

④ 野球。中学生からずっとやってます。とわいえ、年を取ったら「町内野球」とか「公民館ソフト」とかですが・・・。若いころは鉱山の野球部でのめりこみ、県大会(実は柳ケ瀬の夜)を目指して汗と泥にまみれていました。

こんな私ですが、これからもお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
長文・駄文におつきあいありがとうございました。

 

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職員からのメッセージとして、リレー形式で職員のエッセイを綴っています。これまでの職員からのメッセージはコチラ→
https://tanpopoen.or.jp/letter/category/message/