過ぎること 特別養護老人ホームたんぽぽ苑 調理職員 川上

特別養護老人ホームたんぽぽ苑 調理職員 川上

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去年の9月より調理で働かせていただいております川上です。

このたんぽぽ苑ではまだ半年の新人ですが、調理の仕事についてからは約10年経験をしてきましたので、

今まで学んできたことを活かし、より良い食事を提供できるよう尽力していきたいと思っております。

 

そこで今回は私が仕事や生活の中で気を付けていることからひと言、それは思い込みからくる過信。

過信とは「信用し過ぎること、自信を持ちすぎること」といった意味ですね。相手の力量を見誤り、過信し、失敗する。

これならまだマシなのですが、この過信が自分に向けられた時、つまり「自己過信」となった時には困ったことになってしまいます。

何しろ自分の実力以上のことが自分に備わっていると信じてしまうのですから。

人の意見に耳を貸さず、「自分だけは大丈夫」などと根拠のない自信を振りかざしだすと、もう末期状態です。

ただし自分自身を信じることは大切です。しかし何にでも言えることですが、「過ぎる」と困ったことになる、ということです。

例えば水や塩は、人間には絶対不可欠なものですが、摂取し「過ぎる」と命に危険がおよびます。信じ「過ぎる」ことはダメだということです。

 

以上のことから「今まで大丈夫だったから大丈夫だろう」などと慢心せず、向上心を持ち日々取り組んでいこうと思います。

 

 

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職員からのメッセージとして、リレー形式で職員のエッセイを綴っています。

これまでの職員からのメッセージはコチラ→https://tanpopoen.or.jp/letter/category/message/