ボケ防止のパソコン 旭ヶ丘デイサービスセンターたんぽぽ苑 運転手 平瀬

ボケ防止のパソコン

旭ヶ丘デイサービスセンターたんぽぽ苑 運転手 平瀬


娘婿の家へ行った時、会社でワープロからパソコンに切り替えるためワープロが空くからボケ防止にといって、出してくれたのがパソコンのはじまりである。

ワープロを出してきて、ワープロの電源ボタンを教えて、分厚い本を2~3冊出してきて、この本を見ながら毎日30分~1時間すれば出来るからと、後何も教えなかった。

さて、ワープロを出してきてみたが、何がなんだかさっぱりわからない。本を見ながら数時間四苦八苦しながらどうにか自分の名前が打てるようになった。

毎晩、ワープロとの戦いで自分の住所と名前が打てるようになってきた。ここまで来るには何時間かかっただろう。

それから数ヶ月、四苦八苦しながらどうにか親戚の住所録が出来た。また印刷できるようになり今度は年賀状に挑戦し何とか年末までに年賀状の作成が出来るようになった。

それから数年たち、ワープロの時代が終りワープロのインクリボンがお店に無くなり、また年賀状の郵便番号が6桁から7桁になり、ワープロでは郵便番号の入力が出来なくなり、やむを得ずパソコンに切り替えることにした。

20090511pc

パソコンを開いてみたが何もわからない。また最初から一年生で、本を見ながら四苦八苦して少しの文字が打てるようになったが、ワードがなにかエクセルがなんだか、わからないことばかりで投げ出したくなったことが何度かあった。

毎晩数時間練習で少しの文書が打てるようになり、エクセルとかワードがわかるようになり、デジカメで撮った写真を入力でき、また文書とか写真の印刷が少し出来るようになった。

パソコンで色々なことが出来ることがわかり、少し面白みが出てきたが、まだまだ分からない事ばかりで、本を見ながら少しずつやるしかない。自分の為だと思い頑張っている。

文書の作成とか表の作成とか、デジタルカメラ撮影した画像挿入をしたり、色々なことが多少は出来るようになって来たが、まだまだわからない事ばかりで本を見てもわからないときは事務所に行き、事務員さんに教えて頂いたりして、少しずつ上達しているような気がする。

こんな事ではいつになったら人並みにできるだろう?


職員からのメッセージとして、リレー形式で職員のエッセイを綴っています。

次回は、シルバーサポートたんぽぽ苑 運転手 森下 の予定です。