AさんBさん物語 特別養護老人ホームたんぽぽ苑 生活相談員 岡田

特別養護老人ホームたんぽぽ苑 生活相談員 岡田

Aさんは、とても物事を伝えることや考えたことを整理するのがとても苦手です。

でも情熱というか思い(気持ち)は伝わってきます。

しかし、「あなたは何を伝えようとしているのかがわかりにくい。もうちょっと解りやすく話して欲しい。」

と言われます。

だからAさんは、いつも自信がありませんでした。

「伝えることが下手なのはわかっているけど、うまくまとめようとしても上手くいかないんだよね…」

Bさんは、話すことや整理するのがとても上手です。そのかわり情熱というか思い(気持ち)が伝わりにくい。

「あなたはもうちょっと気持ちを伝えて欲しい。それじゃいつまで経っても変わらないよ」

と言われます。

だから Bさんは、いつも自信がありませんでした。

「上手く話をして、伝えているつもりなんだけどなぁ…」

ある日、AさんとBさんが一つの仕事を2人で進めることになりました。

すると、

Aさんが情熱をもって勢いでしゃべります。 それをBさんが上手くまとめてわかりやすく整理し伝えます。

2人が組んだことで、みんなに物事や考え方が解りやすく情熱も伝わりました。

最強のコンビが誕生!!

お互いのマイナスを補い合い物事がプラスに働いていたのです。

世の中、欠点のない人間はいません。

このように、「欠点を直すより、どう長所を活かすか。」 その方が、絶対効率的だというお話。

ある人の受け売りですけどね…(^^;)

当苑でもこんな感じで成長していけたらなぁ…


職員からのメッセージとして、リレー形式で職員のエッセイを綴っています。次回は、シルバーサポートたんぽぽ苑ケアマネージャー小林の予定です。