12月16日~22日までの1週間、旭ヶ丘デイと旭ヶ丘ショートステイにて「柚子湯」を行いました。
なぜ冬至に柚子湯に入るといいのでしょうか?
柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」。こうした語呂合せから柚子湯に入ると思われていますが、もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)だと考えられています。昔は毎日入浴しませんから一陽来復のために身を清めるのも道理で、現代でも新年や大切な儀式に際して入浴する風習があります。冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもありました。端午の節句の菖蒲湯も同様です。
また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められています。
もちろん、柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があります。さらに、芳香によるリラックス効果もありますから、元気に冬を越すためにも大いに役立ちます。
入浴剤にも柚子の香りは多くありますが、やはり実物を湯船に浮かべての入浴は、とても癒されますよね。
ちょっと贅沢な気分♪
皆さん「もっと香れ~」と柚子をモミモミ…。
入浴後には、ゆずもフニャフニャになるほどのぼせていましたとさ(笑)