健康に感謝
ホームヘルプサービスたんぽぽ苑
ホームヘルパー 南
町から、嫁さがござったそうな、と言われ、はや27年経ちました。
何もわからなくて、慌しく過ぎ去ってきた近頃です。
春夏秋冬と移り変わり行く景色に見とれました。
冬の厳しさ、しんしん降り続く雪、猛吹雪のように降り続き、心細くもなりました。
ふと、気がつくと、
この厳しさがあるから、暖かな春を待つことも出来る。きっと春が来ると思えるようになりました。
その中で、元気な二人の子どもに恵まれました。
小さいときの将来の夢とは違った、それぞれの職業に就き、友達・上司などに励まされ怒られながら頑張っているようです。
家族共通は、お酒を飲むこと。毎年1回は家族旅行をすることです。
集まって飲む会話は、旅行に行ったときの話や、部落のこと、幼かった頃のことなど話をして盛り上がっています。
私の人生を大きく変えた出来事もありました。
17年前に大病をし、手術をしました。
あと数ヶ月遅れていたら、今の私はありませんでした。
病気に対して大ショックを受け、生きることに悩みました。
でも、私には家族がいるのだと思い、くよくよしてはいけないと思い、病気と向き合うことにして、「気は病い」と言う言葉があるように「病を友達」と思うように気持ちの入替をしました。
子ども達は幼い時期でしたが、夫、子ども、両親、友達、兄妹などに励まされて現在に至っています。
好きなことは、ドライブをすることです。
休みのときは遠方へドライブに出かけ気分転換をしています。
3年前には、両親との別れもあり寂しいですが、親から思い出を多数もらいました。
やさしく、厳しかった父と母に感謝しています。
娘、息子たちも結婚して明るく楽しい家庭生活を築いて欲しいと思います。
現在、介護の仕事をさせてもらい、人生の先輩方の話など聞きながら両親を思い出しています。
今を大事にして、一生懸命に勤めたいと思います。
職員からのメッセージとして、リレー形式で職員のエッセイを綴っています。
次回は、特別養護老人ホームたんぽぽ苑 介護職員 阪下 の予定です。