特別養護老人ホームたんぽぽ苑 介護職員 丸亀
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たんぽぽ苑一階、二階で夕方5時~9時まで勤務の丸亀洋子です
大阪万博の年、我が家の家族旅行は黒四ダムでした。
おじさんが関西電力で黒四にいたから行く事になりました。
扇沢に着くとおじさんの運転する車に乗り換え関係者専用トンネルを通り、
黒四ダムに出ました。
紅葉が素晴らしい時だけど‥生憎の雨模様です。
私の心の中はおじさんの案内より、次は天気が快晴で、紅葉が最高で、
トロリーバスに乗って黒四ダムに来たいという思いでいっぱいでした。
そんな時に、ここからケーブルカーやロープウェイに乗って立山から富山に行ける
という説明が耳に届いた。
それも、多くがトンネルを掘って繋いであると言う。
険しい山々を目の前に想像もつきませんが、行きたいの気持ちは山ほどになりました。
その時からの大きな夢は「黒部立山アルペンルート通り抜け」になりました。
それからの私の旅行は会社や同級会などの旅行に参加する形が多く、自分で黒部立山
アルペンルートを目標に計画するわけも無かったので、夢が叶うはずがありません。
今まで勤めた会社は、社員旅行があるところが多く、同級会の旅行があるときなどの
団体旅行に参加しました。もちろんたんぽぽ苑の互助会の旅行にも沢山参加しました。
特に熊野古道と伊勢神宮の旅行の時に、出雲大社に行きたいと強く思っていたら、
出雲大社に行く事が出来、出雲大社では日光東照宮に行きたいと強く思っていたら、
互助会旅行は日光東照宮・・不思議な何年間。もうこの時点で黒部立山アルペンルートは
諦めで、夢で終わったと思っていた。
でも、昨年の互助会の旅行に「黒部立山アルペンルート通り抜け」年齢、体力の問題より
も、14歳で強く思っていた、「行きたい」が叶う喜びは半端ない。
今回も生憎の雨模様でしたが、室堂での散策の間は少し天気も回復で晴れやかな気持ちで
散策できました。やっぱり互助会の皆さんと一緒に行く旅行は楽しいです。
いつも旅行中に感じています。素晴らしい人達に囲まれて仕事をさせて頂けて、
私は幸せ者です。感謝です。
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職員からのメッセージとして、リレー形式で職員のエッセイを綴っています。
これまでの職員からのメッセージはコチラ→https://tanpopoen.or.jp/letter/category/message/