なんとなく廻りを見ると

なんとなく廻りを見ると

特別養護老人ホームたんぽぽ苑介護職員 蔵田


玄関の戸を開けると ジャズの音

たまたま 速く帰った夫が好きなジャズを低い長いすに寝そべって 何十年も前の古ーーいステレオ、大きな真空管のスピーカーに耳を傾けています。

「トランペットの音が、ピアノの音が、あの音、この音」などいいながら、今とは別の響きのやわらかい音色に耳を傾けています。

昔、この部屋にはピアノ、ドラム、ギター、中でもドラムは、必要とする人がいなくなると粗大ごみ。

折りたたまれて名古屋へ。今、どうなってるかな。まだこの世に存在しているのかなー。

2階からは最新の設備で、ポップス、ジャズ、ボサノバ、カントリー、幅の広い音が。

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まあ ーーーーーーいいか

田んぼ、畑、裏山、の御近所さん。

 

ふっと家の中見回すと古い物だらけ。

電話といえば、ダイヤル式の黒電話。冬、大活躍する、ちょっと大きめの火鉢、そして炭、

そして、すみっこにカンテラ。

 

私と言えば

今日は雨降りそうだから、一番日陽あたりのいい、やっぱりここで。

と、ステレオと長いすの空間で洗濯物をひろげる。

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職員からのメッセージとして、リレー形式で職員のエッセイを綴っています。

次回は、 特別養護老人ホームたんぽぽ苑宿直職員 大坪の予定です。