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富山短期大学福祉学科2年生 施設実習

11月19日から12月7日まで、富山短期大学福祉学科2年生1名が施設実習をされました。

以下、実習生の感想です。

あっという間の三週間でした。当初は今までの勉強の成果が試されるというプレッシャーから大きな不安を抱いていましたが、実習が進むにつれ身体と頭で自然と習ったことを活かせるようになりました。実習を終え、漠然とですが確かに自信がついた気がします。

今まで感じることのなかった手応えを、少なからず自分なりに掴んだようです。

一つ目の認知症をより深く知るという目標に対しては、個々によって症状が異なることに視点を置き、個々に合った援助方法を考えることができました。特に声掛けにおいては、利用者に理解されやすく、かつ丁寧に行うことを心掛けました。認知症だらできないのではなく、できることは何かを考えながら援助することができました。

二つ目の身体介護の援助の向上という目標に対しては、今まで自身が持てず避けてきた技術に積極的に取り組むことができました。上手くできないことも多かったですが、少しづつできるようになる度に確実に自信がつくのを実感しました。しかし、気が焦ってしまい安心・安楽な介護を常に意識することができませんでした。

三つ目の介護職である責任を持つという目標に対しては、一度携わった介助を最後までやり抜くように心掛けました。利用者の命と生活を預かっている重要さを考えると、いつも気を抜くことができませんでした。また、職員の許可なく勝手に行動することは慎み、実習生としての責任も持つことができたと思います。

これが最後と思うと再び不安になりますが、後悔はしていません。できることをやったと感じています。この二年間で一番楽しく、又一番印象深い実習となりました。利用者の笑顔を見るだけで前向きになれました。本当にいい方々ばかりで、幸せでした。

今回の経験を基に、いい介護士になりたいです。