節分が過ぎ、暦の上ではもう春!
ある思いがあり、さっそく、3歳と1歳の有能?な助っ人たちと雛人形を出すことに。
まずは、雛人形を飾る台つくり。
助っ人たちはよく働きます。
気がつけば、ネジは、そこらじゅうの穴にはめ込まれてます。
台の形ができてくれば、お店のカウンターに、はやがわり。
お店屋さんごっこのはじまり、はじまり。
いよいよ、人形やぼんぼりなどを飾ります。(着物好きな長女は、さぞ喜ぶだろうな~)
なんてワクワクしていたら、
「なっちゃん、いやーーっ」と、つぎつぎと片付け始めるではないですか。
それを見て、なんでもマネする次女も片付けてます。
(えぇ~、それはないでしょう。)
確かに、最近、フリフリでピンクが好きな長女にとっては、ジミだったのかもしれません。
それでも、意地になって飾り終えた私は、満足満足。
というのもつかの間。
なんだか興奮気味の娘たちによって、白梅紅梅は、嵐に巻き込まれたかのような無残な姿に。
そして、お雛様の結い髪は、みだれ髪に、などなど・・・
雛人形を飾るたびに、思い出すことが。
独身であった25歳のとき・・・
立春が過ぎたころ、仕事から帰ると、自宅には、およそ15年ぶりにお雛様がお目見え。
(おっ、久々に自分のお雛様を見るのもイイね~)
そして、4月3日。
仕事から帰ると、お雛様はすっかり片付けられてました。
翌年も、お雛様は飾られ、また4月3日になると、片付けらてれます。
やはり翌々年も・・・
あれっ??
どうやら、嫁に行く気配がさっぱりない娘二人を心配した父の親心だったようです。
それでも、そのかいあってか、私は結婚することに。
しかし、私の結婚が決まってからは、実家に雛人形は飾られることはありません。
人生で、こころもからだも、ぐ~んと成長する乳幼児期。
親も子も、驚いたり、喜んだり、楽しんだり、怒ったり、泣いたり・・・
この貴重な瞬間を、娘たちといっしょに過ごせて嬉しいかぎり。
そして、子育ての大変さを知って、また、親心にも気づかされます。
育児休業を3年まで延ばしていただいたたんぽぽ苑、そして職員のみなさんに感謝しています。
ありがとうございます。
写真は、まだ、雛人形を素直に喜んでくれていた昨年の娘たちです。
職員からのメッセージとして、リレー形式で職員のエッセイを綴っています。次回は、旭ヶ丘デイサービスセンターたんぽぽ苑 介護職員橋爪の予定です。