新婚旅行
特別養護老人ホームたんぽぽ苑 介護職員 西谷
去年の11月に新婚旅行に行ってきました。
あの、燃油サーチャージがお高いときに…(^^;)
8日間のお休みをいただき、イタリアへ(^^)
ミラノ・ベネチア・フィレンツェ・ピサ・ローマの5大都市を周り、本当に夢みたいな日々を過ごさせていただきました。
イタリアは、その都市によって、建物も違うし、日本でいう方言みたいなものもあるらしいです(私にはまったくわかりませんでしたが)。今日は、肌で感じたイタリアの日記を書かせていただこうと思います。
まずは、治安。ドゥオモ(教会)などの観光地はとってもスリが多いそうで。
添乗員さんに何度「鞄に気をつけて」と言われたことか…。
実際に、ドゥオモの広場で写真を撮っていると、私たち日本人のような観光客を狙って、怪しげなおじさんが鳩の餌を渡そうとしに来ました。手を出すとお金をとられるそうです。
でも、観光地にはスリやひったくりなどする人って結構いますよね。
続いて食事。イタリアではレストラン(リストランテ)に行ってもピザはありません。
ピザはピッツェリアというピザの専門店で食べるものだそうです。
では、リストランテでは何があるのかというと、日本で言うコース料理の様なものが出てきます。
前菜から始まって、サラダ・スープ・パスタやリゾット・メインディッシュ・デザート…のような感じです。
日本で私たちがランチをする時なんて、パスタだけで十分じゃないですか。それがイタリアではパスタに何かお肉か魚が出てきて、最後はデザートもあるものですから、食べきれなくて結構困りました。でも、味はもちろん、本場!とってもおいしかったです(^^)
そして、知っている方も多いですが、私と夫は大のビール好き。…というかお酒好き(笑)。
二人とも熱心に覚えたイタリア語が、
「ビッラ ペルファボーレ(ビール下さい)」
「ビーノ ロッソ ペルファボーレ(赤ワイン下さい)」
「グラッツェ(ありがとう)」
あとはもちろん、
「ボーノ!!(おいしい!!)」
ベネチアで半日自由時間があり、自分たちだけでご飯を食べなきゃいけない時に、これだけはイタリア語の会話本を見なくても言えるようになりました(´∀⊂)。
画像は、至る所で売っているパニーノです。あと、切り売りのピザも売ってあって、一切れ2竄ャ(日本円で約240~300円くらい)でした。
続いては、トイレ。イタリアでは日本の街の中のように、公衆トイレが多いわけではなく、あったとしても殆どが有料です。
初め「トイレにお金がかかるなんて…!」ととても驚きましたが、理由として、イタリア人など欧州の人たちは体質的に日本人と違い、トイレが遠いのも一つだそうです。しかし、行ったときは11月で寒くて行かずにはいられません。
料金は大抵ワンコイン(1竄ャ)で、たまたま入った駅のトイレは80¢でした。
トイレの入り口には、駅の改札口の様なものがあって、お金を入れると扉が開く、という感じです。トイレに小銭をジャラジャラ払うのは、なんだか変な感じがしました。
最後に、この旅行で、色々な観光地や世界遺産を巡りました。
街並みのどこをとっても絵になる素敵なイタリア。なのに、とにかく落書きが多かったのが残念でした。さすがに、教会や宮殿などにはないですが、住居の壁にたくさんの落書きがあるのをみると、こんなに素敵な街なのにどうして、と思うことが多々ありました。
日本には日本のいい所、イタリアにはイタリアのいい所があり、それぞれの文化って面白いなと思いました。
でもやはり、温泉にも入りたいし、お寿司も食べたい!帰るところがあるからこそ旅行って楽しいんだなって改めて感じました。
職員からのメッセージとして、リレー形式で職員のエッセイを綴っています。
次回は、特別養護老人ホームたんぽぽ苑 介護職員 松崎 の予定です。