義父と介護
特別養護老人ホームたんぽぽ苑介護職員 早稲田
私の義父は、昭和五十年頃に、トラックの荷物が崩れて義父の運転していた車を直撃して、
義父は両足に重症を負い、毎日リハビリと痛みと苦痛の生活だったそうです。
私が神岡に来た頃には、義父は杖を使い何とか歩いていましたが、痛みと苦痛の日々は続き、入院と退院の繰り返しでした。
最後に入院した時に、私は義父の力になりたいと思い、ヘルパー二級の資格を取る事にしたのですが、義父はそれを前に亡くなりました。
私は、残念でなりませんでしたが、私は年寄りが大好きだから、多くの人と語り、話がしたいと思い、たんぽぽ苑に入社させていただきました。
一年間は自分も年齢のことも考え、覚えも悪く人間関係においても悩み、毎日毎日いつ仕事を辞めようと主人と語りましたが、現在は、仕事は大変ですが楽しく日々を過ごしています。
利用者の笑顔や、働く仲間の笑顔が力になります。
こんな私ですが、よろしくお願いいたします。
職員からのメッセージとして、リレー形式で職員のエッセイを綴っています。
次回は、 特別養護老人ホームたんぽぽ苑調理職員 阿多野の予定です。