幸せのひととき
特別養護老人ホームたんぽぽ苑 介護職員 倉野
私は雑貨が大好きです。
通販カタログや、雑貨の雑誌を読むだけでも幸せな気持ちになります。
雑貨屋さんに行った時はテンションも上がり、気付いたら何時間もお店に居て外は真っ暗!って事も多いです。
なかでも和雑貨が好きで、古い着物を使った生地を見て胸をトキメかせています。
これは私のお気に入りの裁縫箱で、一目惚れして購入してしまいました。
針山・はさみ・指ぬき・巻き糸のセットなので持ち歩きも出来て、使う度に癒されています。
たま~に自分でも作ってみよう!と思い立って布を買いに行くのですが、材料が揃っただけで満足してしまい手付かず…という事もあったり。
最近友達と一緒に行った手芸店に『あずま袋』という物が飾られていました。
『あずま袋』とは日本古来の手ぬぐいを利用した袋で、昔から和装小物として使われているそうです。
作り方も簡単!
手ぬぐいを3等分にして2辺を互い違いに縫うだけで袋が出来てしまうんです♪
ここで『あずま袋』の作り方を紹介したいと思います。
*生地のサイズは1対3の比率を持った長方形の布地を準備してください。
*今回は30cm×90cmで作りました。
*始めに布地の周りをほつれない様に織り込んで縫います。
*上の写真にあるピンクの印同士・ブルーの印同士を縫い合わせます。
*縫い合わせていない角を持ち上げると完成です。
*好みで底にマチを付けたり、間にリボンを付けても素敵になります。
*布を縫い合わせて大きいサイズで作れば、肩掛けエコバックにもなります。
*とっても簡単に出来るので皆さんも是非作ってみてくださいね♪
これからも色々な雑貨達に出会える事がとても楽しみです。
友達は、「いつかお花屋を開きたい」と夢に向かって頑張っています。
また違う友達は、世界に一つだけの指輪を心を込めて造っています。
私もいつか自分の作った物をお店の隅にでも置いてもらえて、色々な方に見てもらえたら幸せだなぁ…と小さな夢があります。
そんな友達に刺激をもらえている事が、私の幸せのひとときです。
職員からのメッセージとして、リレー形式で職員のエッセイを綴っています。
次回は、旭ヶ丘デイサービスセンターたんぽぽ苑 介護職員 霜出 の予定です。