昨年の今頃、現在高2の娘が
「おかあ 私 バンドやるで それで3年の文化祭に出るつもり」と話してきた。
○○年前に私も同じような事を親に言ったことを思い出した。(でも私はバンドやりたいんやけどいい?と聞いたと思ったけど・・)
娘のそんな『バンド結成宣言』にも驚くというより「やるじゃん 楽しみ~」って感じでした。
担当はドラムだとか・・よーく話を聞くと指導者も楽器をどうする 練習場所まだ何も決まってない!「(一足先に結成した男の子バンドは)Kさんに教えてもらっとるんやとー」Kさんとは○○年前の私達の指導者で友人でした。
すぐに電話をし「女の子も教えて~」に返事はOKでした。(現在はもう一人Mさんも指導に加わってくださっています)
私達の頃はドラムなどすぐに借りれるあてもなく担当のYちゃんは、家の蔵で鍋と(シンバル代わりに)なべの蓋をたたいて練習していました。これはとても奇妙な光景だったようです。
練習もそこそこに皆で先生の車でのドライブ・・こんなんで上手になるはずもなく文化祭当日の録音されたテープを聴いて笑ったって笑ったって・・よく出たなーと我ながら感心しました。
でもこんな不真面目な生徒の娘達は1/2週の練習に集中していてその姿に「いいな~なんか青春しとる~」って思います。
昨年のお盆には(1曲だけでしたが)船津座のライブに仲間していただきました。
子供達の上達の早さに驚かされると同時にそれを見るのが現在の私の一番の楽しみになっています。
最近おやじバンドといわれる中高年バンドの再結成などよく耳にしますが、すごく素敵な事で羨ましいな~とも思います。
音楽には聴く側 聴かせる側にも年齢制限もなく初めて会った人とでも楽譜をみたら曲を演奏できるって本当に凄いものですよね。
私にとって音楽とは癒しであり 時にはパワーを与えてくれ 時には一瞬で学生時代や20代に戻らせてくれ その頃の光景 気持 相手の服の色まで思い出させてくれるほど不思議なもので、そんな音楽にいくつになっても携わっていけたらなと思っています。(ボランティアで指導してくださっているお二人に心から感謝です)
職員からのメッセージとして、リレー形式で職員のエッセイを綴っています。次回は、特別養護老人ホームたんぽぽ苑 看護職員高林の予定です。